拘留施設に空爆 捕虜ら多数死傷

【政治】【社会】 20241030

 ミャンマー中部のマンダレー管区で10月28日、市民防衛隊(PDF)が設置した拘留施設がミャンマー軍の空爆を受け、ミャンマー軍兵士の捕虜8人を含む12人が死亡、60人が重軽傷を負った。

 この拘留施設はナウンチョ~モゴック道路沿いのホコ村にあり、ミャンマー軍は同村の制圧を目的に空爆を実施したとみられる。

 PDFは声明で、「我々は法律に基づき捕虜を拘留していたが、ミャンマー軍の意図的な空爆により8人が死亡した。負傷者には治療を行っている」と説明した。

 周辺ではミャンマー軍の攻撃が続いており、少数民族武装組織タアン民族独立軍(TNLA)とPDFが幹線道路を封鎖し、抵抗を続けている。

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