「ミャンマー軍評議会を非難」ASEAN首脳会議の議長声明案

【国際】【政治】 20241011

 ラオスの首都ビエンチャンで10月9日に開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の議長声明案が明らかになった。

 声明案には「ミャンマー軍評議会(SAC)は、2021年4月にASEAN合意5項目に署名したにもかかわらず、抵抗勢力や一般市民に対する暴力や弾圧を今なお続けている。クーデター以降に数千人が殺害され、数百万人が避難生活を送り、多くの若者たちが海外に脱出している。民間人や公共施設に対する継続的な攻撃を強く非難し、暴力の即時停止を求める」との内容が含まれているという。

 ASEANが一国の内政を非難するのは異例のこと。議長声明は、首脳会議での議論を経て発表される。

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