水害の犠牲者、軍評議会発表でも433人に増加

【社会】 2024930

 軍評議会(SAC)は9月27日、ミャンマー全国で発生している大規模水害による犠牲者が433人に達したと発表した。

 9月27日午前までの水害による死者は433人、行方不明者は79人、水没した田畑は80万エーカー(約32.4万ヘクタール)、失われた家畜は176,246頭だった。また、多くの道路や橋、電力・通信タワーなどが倒壊するなど甚大な被害が発生しているという。

 国連人道問題調整事務所(UNOCHA)は、ミャンマーで100万人の被災者が発生し、食糧や医薬品、農業用機械、ブルーシートなどの緊急支援を呼びかけている。

 SACは、2025年3月15日までに復旧を目指すとしている。

地滑り被害があったシャン州ロイレム郡区の住宅
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