「ミャンマー 避難民330万人以上に」国連が報告

【国際】【社会】 2024919

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は9月17日、ミャンマー国内の戦闘激化による避難民が330万人を超え、全人口の半数以上が貧困に陥っているとの報告書を発表した。

 また、2021年2月1日のクーデター以降、今年6月末までに少なくとも5,350人の市民がミャンマー軍の暴力行為により死亡し、27,000人以上が逮捕された。逮捕者は、今年2月に徴兵制が発表されて以降、急増しているという。

 OHCHRの報道官は、ミャンマー軍の暴力行為がミャンマーの経済的・社会的権利の悪化と同国経済のさらなる衰退につながっていると指摘。ミャンマーにおける大規模な人権侵害と国際人道法の重大な違反について、すべての関係者が自らの行動に責任を持つよう求めた。

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