軍評議会の水害対応を批判、すでに300人以上が死亡

【政治】【社会】 2024917

 ミャンマー全土で発生している大規模水害では、これまでに300人以上が死亡し多数の行方不明者が発生している。

 民主派の国民統一政府(NUG)は9月14日、軍評議会(SAC)のこれまでの対応は残酷で非人道的だと批判した。NUGのチョー・ゾー報道官は、「SACは事前の通告無しでダムの放水を開始し、被害が拡大している。効果的な支援も行っていない」などと指摘した。

 ネピドーで救援活動を行うボランティアグループは、「エンジン付きのボートが用意できず、流れが急なエリアに近づくことができない。人手や資金も足りず、効果的な支援ができない状況だ」と語った。

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