空爆で一時収容所の捕虜ら50人以上死亡 ラカイン州

【ローカル】【政治】【社会】 2024911

 ミャンマー・バングラデシュ国境に位置するラカイン州の主要都市マウンドーで9月9日、少数民族武装組織のアラカン軍(AA)の一時収容所にミャンマー軍によるとみられる空爆があった。

 AAは10日、空爆によりャンマー軍兵士とロヒンギャの武装組織であるアラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)、ロヒンギャ連帯機構(RSO)、アラカン解放党(ALP)党員などの捕虜を含む50人以上が死亡したことを明らかにした。負傷者の総数は不明で、生命の危機に瀕している負傷者もいるとみられる。

 ミャンマー軍は学校や病院、寺院などへの空爆を繰り返しており、AAは市民に注意を呼びかけている。

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