ミャンマー軍、シャン州北部の非戦闘地域に空爆

【ローカル】【政治】【社会】 2024909

 ミャンマー軍は9月8日の午前4時ごろ、シャン州北部ラーショー市を空爆した。爆弾が2発投下され駐車中の車が全壊したが、人的被害は無かったとみられる。地元住民によると、空爆があったのは戦闘が発生していない地域だった。ラーショー市では、8月30日にも空爆があり、複数の家屋や学校が全壊した。

 隣接するナンカン市でも9月6日未明に住宅地への空爆があり、妊婦や子どもなど12人が死亡し13人重軽傷を負った。

 いずれも少数民族武装組織のタアン民族解放軍(TNLA)が統治している地域で、ミャンマー軍は戦闘の有無にかかわらず空爆や重火器による砲撃を繰り返している。直近1か月間に100人近くの市民が死傷したとみられる。

© DVB Burmese News

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