ミャンマー軍の攻撃で子ども614人が死亡

【政治】【社会】 2024904

 ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会(AAPP)」は9月2日、2021年2月のクーデター以降に614人の子どもがミャンマー軍の空爆や重火器の砲撃により死亡したと発表した。

 直近では、8月31日にマンダレー管区シンクー郡区でミャンマー軍兵士が市民に発砲し、5歳の少年と14歳の少女が死亡した。9月1日には、同管区チャウバダウン郡区にミャンマー軍の戦闘機が突然飛来し空爆を繰り返した。妊婦や子どもなど10人以上の市民が死亡した。

 AAPPによると、殺害された市民の総数は5,592人に達し、実際の死者数は統計よりも多く、身元不明の死者も2,500人以上いるとの認識を示した。また、559人の未成年者が不当に拘束されているという。

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