ミャンマー軍、民家200棟に放火 バゴー管区

【ローカル】【政治】【社会】 2024830

 ミャンマー中部のバゴー管区で、ミャンマー軍が住宅地に侵攻し放火を繰り返している。

 同管区ラッパタン郡区のタウン・タン・ミャイン村で8月27日、ミャンマー軍と市民防衛隊(PDF)の戦闘が発生した。劣勢となったミャンマー軍は、隣接するオッポス村とイエ・ガン村に侵攻し民家に次々と火を放った。ミャンマー軍は、翌28日にも焼失を免れた住宅に放火を繰り返しており、周辺住民は避難を余儀なくされている。これまでのところ、住民に死傷者はいない模様。

 民間団体データ・フォー・ミャンマー(D4M)は、2021年2月のクーデター以降3年半の間に、ミャンマー軍が95,000棟以上の民家を放火したと発表している

バゴー管区の住宅地から上がる煙(8月28日、避難住民が撮影)
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