「ミャンマー紛争激化に深い懸念」ASEAN外相会議

【国際】【政治】 2024729

 東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議の議長国を務めたラオスは7月27日、共同声明を発表し、紛争激化で人道状況が悪化しているミャンマーの現状について深い懸念を表明した。

 ミャンマーでは昨年10月以降に民主派の少数民族武装勢力とミャンマー軍の戦闘が激化しており、ミャンマー軍の空爆などで多数の民間人が犠牲になっている。声明では「強く非難し暴力の即時停止を求める」と訴えた。

 ミャンマー軍評議会(SAC)とASEANが2021年4月に取り交わした暴力の即時停止など5項目の合意については、包括的かつ総合的な見直しを行うとしている。

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