空爆や重火器による砲撃で市民101人死傷

【政治】【社会】 2024708

 少数民族武装組織タアン民族解放軍(TNLA)は7月6日、「1027作戦」第2弾により戦闘が激化しているシャン州北部やマンダレー管区で、ミャンマー軍の空爆や砲撃などで市民44人が死亡し57人が重軽傷を負ったと発表した。

 TNLAは、6月25日に始まった戦闘でミャンマー軍の拠点34か所を制圧した。一方、ミャンマー軍は寺院や学校など70か所以上を攻撃し、住民3万人以上が避難しているという。地域別ではシャン州北部のチャウメ郡区の被害が深刻で、少なくとも17人の市民が戦闘に巻き込まれ死亡したとみられる。

 現在、TNLAはマンダレー管区モゴック郡区西部地区を制圧しており、東部地区で戦闘が激化しているという。

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