ヤンゴンやマンダレーで違法薬物を焼却 軍評議会

【政治】【社会】 2024627

 軍評議会(SAC)は6月26日、「国際薬物乱用・不法取引防止デー」にあわせて押収した違法薬物を焼却した。

 焼却されたのは、メタンフェタミン系の覚醒剤や麻薬などで、関係者によるとヤンゴンでは末端価格2,893億4,500万Ks(およそ143億円)相当、マンダレーでは4,180億4,600万Ks(およそ206億円)、シャン州タウンジーでは4,562億5,334万Ks(およそ225億円)の違法薬物が焼却された。

 国連薬物犯罪事務所(UNODC)は、シャン州が違法薬物の供給源になり、覚醒剤などが東南アジア全域に拡散していると報告。2023年に東南アジア全域で摘発・押収された違法薬物は190トン(錠剤9億錠)にのぼり、過去最高だったという。

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