特殊詐欺グループの中国人150人を強制送還
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2024 年 6 月 20 日
シャン州タチレク郡区でオンライン特殊詐欺に関与した容疑で逮捕された150人の中国人が、6月18日に中国側に強制送還された。
中国公安部によると、中国では電話やインターネットなどを使った詐欺が社会問題になっており、ミャンマー北部がグループの拠点となっていた。ミャンマー軍が、同郡区で10か所の拠点を取り締まり、150人の中国人を逮捕したという。
昨年9月以降、両国の警察が共同で大規模な捜査を実施しており、これまでに強制送還された中国人は5万人にのぼるとみられる。
このほか、シャン州北部のコーカン自治区では、少数民族武装組織コーカン軍(ミャンマー民族民主同盟軍:MNDAA)による不法入国者の強制送還も相次いでいる。