ラカイン州の戦闘激化に警戒感 国連

【国際】【政治】【社会】 2024522

 国連のステファン・デュジャリック報道官は5月20日、ラカイン州北部でミャンマー軍と少数民族武装組織アラカン軍(AA)の戦闘が激化し、市民の犠牲者が増加していることについて懸念を表明した。

 同報道官は会見で、同州の州都シットウェ市では食糧や飲料水、医薬品不足が深刻で、伝染病の発生も報告されていると発表。また、周辺では戦闘の影響で支援活動が妨げられているという。

 ブーディーダウン郡区では、ラカイン民族とロヒンギャの間で対立が高まり避難民が増加する可能性が高いとし、過去の残虐行為を繰り返してはならないと指摘した。

© VOA Burmese News

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