少数民族武装組織、タイ国境近くのミャンマー軍拠点を制圧

【ローカル】【政治】【社会】 2024411

 少数民族武装組織のカレン民族同盟(KNU)は4月11日、タイと国境を接するミャンマー東部のカイン州ミャワディ郡区にあるミャンマー軍拠点を完全に制圧した。

 発表によると、KNU傘下のカレン民族解放軍(KNLA)と市民防衛隊(PDF)の合同軍は8日、同郡区に駐留する第275歩兵大隊に投降を呼びかけたが、応じなかったことから戦闘に発展した。11日午前4時過ぎまでに同隊のキャンプを制圧したという。

 およそ200人のミャンマー軍兵士がミャワディとタイ北西部ターク県のメーソートを結ぶ「タイ・ミャンマー第2友好橋」に逃亡、亡命のため待機しているとみられる。

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