「徴兵制に従う必要なし」民主派NUGが声明

【政治】【社会】 2024214

 民主派の国民統一政府(NUG)は2月13日、軍評議会(SAC)が開始した徴兵制(市民兵役法)に従う必要はないとの声明を発表した。

 NUGは、SACは暴力により政権を奪取した違法な集団であり、法律を制定・施行する権利はない。市民兵役法の実施は法的根拠がなく、国民は従う必要はないと発表した。

 その上で「ミャンマー各地で敗戦を繰り返しているミャンマー軍の劣勢を挽回するため、国民を戦争の最前線に送り『人間の盾』として利用しようとしている」と指摘。「徴兵制の施行に関わったすべての者は戦争犯罪人としてみなす」と非難した。

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