市民24人が戦闘に巻き込まれ死亡 シャン州

【ローカル】【政治】【社会】 2024118

 ミャンマー軍と少数民族武装組織の戦闘が断続的に発生しているシャン州北部のクッカイン郡区で、20日間に市民24人が戦闘に巻き込まれ死亡した。

 12月29日から1月17日までにミャンマー軍とカチン独立軍(KIA)の間で激しい戦闘が断続的に発生し、市民24人がミャンマー軍の空爆や重火器による砲弾を受け死亡したという。

 ある住民は、「市場の近くで空爆があり子ども2人を含む家族4人が即死した。その後、別の地区では重火器の砲弾が直撃し中国人家族3人が死亡した」と語った。

 戦闘はKIAがミャンマー軍の第123軽歩兵大隊の基地を攻撃したことをきっかけに始まったが、ミャンマー軍は防戦一方で市民への無差別攻撃を繰り返しているという。

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