北部同盟、ミャンマー軍と停戦で合意

【政治】 2024112

 少数民族武装勢力のコーカン軍(ミャンマー民族民主同盟軍:MNDAA)、アラカン軍(AA)、タアウン民族解放軍(TNLA)で構成される北部同盟は1月12日、ミャンマー軍と一時停戦で合意したと発表した。

 中国外務省は、和平交渉を仲介したと明らかにした。関係者の協定は中国雲南省の昆明で10日~11日に行われ、11日午後10時に署名のうえ発効したという。軍評議会(SAC)報道官のゾー・ミン・トゥン少将も一時停戦の合意を認め、「今後も交渉は継続される」と述べた。

 ミャンマー軍と北部同盟の戦闘については、12月14日にも中国外務省の仲介により一時停戦や対話の継続などで合意したが、その後も衝突が続いていた。

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