戦闘激化で住民2万人以上避難 カチン州

【ローカル】【政治】【社会】 2024112

 カチン州パーカン郡区で、少数民族武装組織カチン族独立軍(KIA)とミャンマー軍の間で戦闘が激化し、住民2万人が避難している。

 地元住民によると、KIAと市民防衛隊(PDF)の合同軍が1月6日にミャンマー軍の2か所の施設を攻撃した。ミャンマー軍は戦闘機による空爆で反撃したため、住民が避難しているという。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は10日、1月1日から7日の1週間に40人以上の市民がミャンマー軍の攻撃で死亡したと発表。ミャンマー各地で戦闘が激化しミャンマー軍の劣勢が続いているが、市民の犠牲者も急増している。

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