ドキュメンタリー映画監督に終身刑 人権団体は早期釈放を要求

【政治】【社会】 2024111

 軍評議会(SAC)は1月10日、ドキュメンタリー映画監督のシン・デヴィ氏に対し終身刑を言い渡した。

 同氏は昨年10月15日、北オッカラパ郡区に注文した撮影用ドローンを受け取りに来たところを逮捕され、反テロ法第52条(a)で起訴されていた。現在は、インセイン刑務所に収監されているという。

 あるジャーナリストは、「我々が知る限り彼女はいかなる暴力事件にも関与していない。ドキュメンタリー映像を制作した人物が反テロ法の対象となることは理解できず、容認できない」と批判した。また、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)アジアのフィル・ロバートソン局長は、シン・デヴィ氏は無実であり早急に釈放するよう求めた。

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