「ミャンマー 避難民は260万人以上に」国連発表

【政治】【社会】 20231218

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は12月16日、10月27日に始まった「1027作戦」による戦闘激化で、新たに66万人以上が避難し、現在の避難民の合計は全国で260万人以上にのぼると推計した。

 ミャンマー軍と少数民族武装組織のコーカン軍(ミャンマー民族民主同盟軍:MNDAA)、アラカン軍(AA)、タアウン民族解放軍(TNLA)で構成される北部同盟の戦闘は現在も続いており、影響がさらに広がる可能性がある。

 ミャンマー軍と北部同盟の戦闘については、14日に中国外務省が一時停戦や対話の継続などで合意したと発表したが、双方から公式発表はない。地元メディアによると、15日もミャンマー軍の空爆が行われたと報じている。

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