東ティモール大統領に抗議 ミャンマー軍支持者ら

【国際】【政治】【社会】 20231214

 ヤンゴン市チャウタダー郡区で12月13日、ミャンマー軍支持者ら数百人が東ティモールのホセ・ラモス・ホルタ大統領に対する抗議集会を行った。

 同大統領は12月10日、「ミャンマー軍の兵士たちは国民を守ることに誇りを持つべきで、一握りの独裁者たちを守るべきではない。今すぐに武器を捨て、国民の側に立たなければならない」と、ミャンマー軍兵士に投降を呼びかけた。軍支持者らはこれに反発し、市庁舎前と人民公園での大規模な抗議集会に発展したという。

 集会の参加者はミャンマー軍系の連邦団結発展党(USDP)党員や親軍派の僧侶が中心とみられる。警察による警備のもと、大きな混乱はなかったという。

 ミャンマー軍評議会(SAC)は、2023年8月に東ティモールとの国交を断絶している。

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