空爆で生後4か月の乳児ら3人死亡、シャン州

【政治】【社会】 20231204

 少数民族武装組織のタアウン民族解放軍(TNLA)は12月2日、ミャンマー軍がシャン州北部のムセ郡区を空爆し、生後4か月の乳児を含む住民3人が死亡したと発表した。

 発表によると、2日午後6時ごろ、同郡区セルアン村が空爆され民家10軒が全壊した。その後の調べで、祖母と寝ていた生後4か月の男児が頭を強く打ち死亡したことが明らかになった。祖母は一命を取り留めたという。ミャンマー軍は午後9時ごろにも再び空爆、住民2人が死亡したことが確認された。

 TNLAは、ミャンマー軍は民間人の居住地域への攻撃を強化しており、1日で戦闘機による攻撃を11回も実行し、少なくとも24発の爆弾が投下されたと発表した。

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