ミャンマー人12万人が特殊詐欺に加担、国連人権高等弁務官

【社会】 2023830

 およそ12万人のミャンマーの若者が、中国人による国際特殊詐欺に加担させられている。

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のフォルカー・テュルク氏の発表によると、中国人の国際詐欺グループが、ミャンマー・タイ国境のミャワディ市郊外シュエコッコー地区を中心に暗躍している。電話やSNSを通じて特殊詐欺などを行っており、監禁されたミャンマーの若者が強制労働させられているという。同氏によると、その数は推定12万人とされる。

 詐欺グループは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い急増し、紛争などにより警察当局による統制ができていない地域を拠点にしているという。

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