ミャンマー軍の弾圧、2年半で医療従事者 200人死傷

【政治】【社会】 2023829

 CDM(市民不服従運動)に参加する医療従事者のグループ「CDMメディカル・ネットワーク」によると、2021年2月のクーデター以降、ミャンマー軍の弾圧により89人の医師や医療従事者が殺害され、保健施設の攻撃により110人が負傷したことが明らかになった。

 同ネットワークは、「国際法に基づくジュネーブ条約(国際人道法)では、医療従事者や医療施設、医療用車両の攻撃を禁止しており、任務を遂行する医療従事者への脅迫や処罰も禁止されている」とし、ミャンマー軍評議会(SAC)を批判した。

 8月15日には、ザガイン管区モンユワ刑務所からマンダレー管区オーボー刑務所に移送中のゾー・トゥエー・アウン医師が乗った車両に対する攻撃があり、同医師が死亡したほか35人が負傷する事件も発生している。

© Radio Free Asia

最新記事一覧