H&Mに存続を訴え、ミャンマー縫製業者協会

【企業】【国際】【社会】 2023828

 ミャンマー縫製業者協会(MGMA)は8月25日、スウェーデンのカジュアル衣料大手ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)がミャンマーからの調達を段階的に停止すると発表したことを受け、事業存続を訴える声明を発表した。

 MGMAによると、ミャンマーの縫製工場で働く数十万人の多くは女性で、これまで発注元と労働環境の改善や雇用の維持に努めてきたと強調。
H&Mは国内39か所の工場に縫製業務を発注しており、撤退により大規模な解雇が発生するほか、労働環境がさらに悪化する可能性があると指摘した。

 衣料品業界では、H&Mに先駆けてスペインのファストファッション大手「ZARA(ザラ)」、アイルランド衣料の「Primark(プライマーク)」、英小売り「マークス・アンド・スペンサー(M&S)」などがミャンマーへの発注停止を表明している。

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