ミャンマー中銀、インフレ抑制で金利を調整

【政治】【経済】 2023825

 軍評議会(SAC)統制下のミャンマー中央銀行が、インフレを抑制する目的で金利の調整に踏み切る方針を明らかにした。

 リン・アウン副総裁は8月22日に行った会見で、ミャンマーでインフレが加速している要因は、外貨需要の増加に伴うチャット安の進行や消費者物価指数の上昇によるものだと説明。金利の上昇は経済成長に悪影響を与える可能性があるが、他国でも金利の調整が実施されているものだと強調した。

 中銀は今年5月、市中銀行の預金残高に対する中銀当座預金の預金準備率を3%から3.5%に引き上げた。原則として中銀当座預金は無利息だが、2022年10月から超過残高に対して利息を支払っているという。

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