ミャンマー軍の空爆で市民9人即死 ザガイン管区

【政治】【社会】 2023628

 ザガイン管区で6月27日、ミャンマー軍の戦闘ヘリによる空爆が行われ、僧侶1人を含む市民9人が即死した。

 戦闘ヘリは27日午後3時半ごろ、同管区パレー郡ニャウンドン村の僧院付近を攻撃し、僧院と民家12軒が焼失した。この攻撃で、僧侶ら9人が即死し、7人が重傷を負った。

 ニャウンドン村は、ミャンマー軍と市民防衛隊(PDF)による戦闘がこれまで一度も発生したことがない平和な地域だった。

 民間の軍事研究機関「ニャン・リン・テッ・アナリティカ」によると、ミャンマー軍は2021年に153回の空爆を実行し74人が死亡、2022年には820回の空爆を実行し268人が死亡、2023年は4月末までに454回の空爆が実行され292人の民間人が死亡しているという。

© Radio Free Asia

最新記事一覧