軍評議会、NUG労働大臣の自宅を差し押さえ

【政治】【社会】 2023615

 民主派の国民統一政府(NUG)労働大臣ナイン・トウ・ワナ氏の自宅が軍評議会(SAC)により差し押さえられた。

 6月13日、カイン州の州都パアンにある同大臣の自宅に警察隊が侵入し、差し押さえの掲示板を設置したという。SACは、大臣が「テロ組織」と関係があるために差し押さえたと説明した。

 大臣はSACによる差し押さえが3回目となることを明かし、「SACがいつも行っている”茶番”だ」と批判した。

 SACは、昨年11月にヤンゴンにあるNUG外相ズィン・マー・アウン氏の自宅を差し押さえるなど、民主派の国民統一政府(NUG)や国民民主連盟(NLD)党員の自宅を相次いで差し押さえている。

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