「カレンニー暫定政府樹立」NUGやNUCCとともに共闘

【ローカル】【政治】【社会】 2023613

 タイと国境を接するカヤー州で6月12日、カレンニー暫定政府の樹立が発表された。

 同暫定政府は、現在の民主化革命期から連邦国家が設立されるまでの期間限定で、行政機能を持つことを目的として6人のメンバーにより設立された。議長にはクー・ウー・レー氏が就任し、副議長にはコン・ビ・トゥー氏、第一書記秘書としてズパドゥマ氏、 第二秘書としてバニャー・クンアウン氏、財務官としてモー・フォー・ミャー氏がそれぞれ就任した。

 議長のクー・ウー・レー氏はカレンニー民族進歩党(KNPP)の党首で、副議長のコン・ビ・トゥー氏はカヤン国民党の党首でカレンニ国防軍(KNDF)の議長も務めている。

 暫定政府は、民主派の連邦議会代表委員会(CRPH)や国民民主連盟(NUG)、民主化勢力と少数民族武装勢力が参加する国民統一顧問評議会(NUCC)などと連携して活動する方針を明らかにした。

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議長のクー・ウー・レー氏

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