暗殺リスクのあるサイクロン被災地を視察、NUG大統領代行

【政治】【社会】 2023605

 民主派の国民統一政府(NUG)ドゥワ・ラシー・ラ大統領代行が、サイクロン被災地を視察したことが明らかになった。

 NUG報道官チョー・ゾー氏によると、大統領代行がサイクロン「MOCHA」により甚大な被害を受けた地域を視察し、被災者に直接面会し見舞金などを手渡したという。保安上の理由により、視察した時期や具体的な場所については明かされなかった。ミャンマー軍評議会(SAC)は同氏らNUG関係者を指名手配しており、拘束されれば命の危険もあった。

 チョー・ゾー氏は「大統領代行らが命がけで現地の被災状況を確認し、被災者に直接面会した。各省庁の幹部も現地に入った」とコメントした。

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