国連ミャンマー特使、退任へ

【国際】【政治】 2023602

 国連ミャンマー特使のノエリーン・ヘイザー氏が、6月12日付けで退任することが明らかになった。

 国連事務総長室報道官のファルハン・ハク氏が米国系メディアのRadio Free Asiaに答えたもので、新たな特使を任命する準備が進められているという。一部で任期途中での解任が伝えられたが、関係者はこれを否定した。

 ヘイザー氏は昨年8月にミャンマーを訪問し、軍評議会トップのミン・アウン・フライン総司令官や少数民族武装勢力との和平を担当するヤー・ピィ中将と面会したが、アウン・サン・スー・チー氏との面会は実現しなかった。

 ロンドンに拠点を置く市民団体「ミャンマー・アカウンタビリティ・プロジェクト」は1日、「ミャンマー問題は著名人が調停役として解決できるものではない。ヘイザー氏の代役や後任は不要だ」と声明を発表した。

© Radio Free Asia

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