タイのミャンマー人労働団体、ビザ延長を要請 ミャンマーの政情不安で

【国際】【政治】【社会】【経済】 2023530

 タイに拠点を置く労働団体Labour Right Foundation(LRF)とミャンマー移民者ネットワークのMigrant Workers Right Network(MWRN)は5月27日、タイ労働局長と会談したと発表した。

 現在、ミャンマー政府とタイ政府間で締結したMOU(労働者雇用協力に関する覚書)に基づき派遣されているミャンマー人労働者は、4年間のビザ終了後はミャンマーに戻り、必要書類を提出後に再びタイでの労働が認められる。しかし、ミャンマーの政情不安により住居を失った者も多く、帰国や更新手続きが困難になっているという。

 LRFとMWRNは、これら問題に加え労働者の人権侵害や居住証明などの取得費用の高額化などの問題についてタイ側に申し入れたとみられる。

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