軍評議会、NLD党員の不動産971棟を不法に没収

【政治】【社会】 2023525

 民主派の国民民主連盟(NLD)は、2021年2月のクーデター以降にミャンマー国内でNLD関係者の住居など971棟が軍評議会(SAC)により没収されたと発表した。

 NLDによると、これまでに党員849人が所有していた住宅や事務所、レストランなどの建物がSACに押収されており、法的な手続きを経ていないものも少なくないという。押収された建物には病院や宗教施設、学校なども含まれている。このほか、全国の115か所の党事務所が封鎖されたことが明らかになった。

 SACは多数のNLD党員に逮捕状を出しているが、身柄の確保が出来ない者については親族が所有する不動産を不法に没収しているという。

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