軍評議会、私立病院3か所を強制閉鎖

【政治】【社会】 2023519

 軍評議会(SAC)傘下の保健事業中央機構は5月18日、マンダレー管区 ナントウ病院、カンコウ病院、ミョトウ病院などの私立病院を、市民不服従運動(CDM)に参加している医師や医療従事者を採用しているという理由で永久に閉鎖したと発表した。

 SACは昨年の12月、私立病院で医師1人と医療従事者3人を逮捕し、CDMに参加している医療従事者を採用したという理由で5か所の私立病院を一時的に閉鎖させた。今回の発表では、このうちの3病院について永久に閉鎖する決定を下したという。

 ある医師は、「実際に困るのは国民だ。今回の措置については、経営者の名前を替えて病院を新設することで実質的な事業継続は可能だろう」との認識を示した。

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