4か月間に市民防衛隊179人死亡
【ローカル】【社会】
2023 年 5 月 02 日
民間団体の「ミャンマー・ピース・モニター」は、2023年1月1日から4月30日までの4か月間に、ミャンマー全土で市民防衛隊(PDF)の隊員が179人死亡したと発表した。
同団体によると、PDF隊員の死亡はザガイン管区やマグウェ管区、カイン州、カヤー州などが中心で、待ち伏せにより急襲されたり、逮捕・拘束後の拷問により死亡したケースが多いという。
4月5日には、マグウェ管区ミャイン郡で市民防衛隊の基地が空爆を受け、隊員7人が死亡する事件が発生している。
PDFは、民主派の国民統一政府(NUG)国防省傘下で編成されたものと、地元住民らが独自に編成した2種類がある。今回の発表は、同団体がPDFや住民が公開している情報を集計したもので、実際の数値はさらに多い可能性もあるとしている。
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