選挙管理委員会幹部、殺害される ヤンゴン

【政治】【社会】 2023424

 軍評議会(SAC)連邦選挙管理委員会の副総局長が4月22日、何者かに殺害された。

 殺害されたのは、連邦選挙管理委員会の副総局長で元国軍中佐のサイン・チョー・トゥ氏。軍関係者によると、同氏はヤンゴン市内南オカラッパ郡区の病院に医師の妻を送った帰り道、自転車に乗った2人組に襲われ車内で射殺されたという。

 同氏は選挙管理委員会の中心的な存在で、2020年総選挙においてアウン・サン・スー・チー国家顧問やウィン・ミン大統領が、当時の選挙管理委員会に対して不当な圧力を加えるなどの越権行為があったとして軍評議会が訴追した裁判で証人も務めていた。

 事件に関し、市民防衛隊「フォー・ザ・ヤンゴン」が犯行声明を発表した。

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