長野県軽井沢町で行われた主要7か国(G7)外相会合でミャンマー情勢に関して討議が行われ、軍評議会(SAC)に暴力の即時停止などを求める共同声明が採択された。
共同声明では、4月11日にザガイン管区カンバル郡パジジー村で行われた民間人を標的とした大規模空爆で168人が死亡した事件に対して厳重に抗議し、暴力の即時停止をSACに要求した。また、不当に拘束されている政治犯の釈放と真の民主主義への道に戻すこと、民主派の国民民主連盟(NLD)などすべての勢力が参加する平和的な話し合いの場を創設することなどを求めた。
国際社会へは、ミャンマー国軍に武器を供給しないよう訴えた。