受験者80%以上減少、軍評議会実施の大学入試

【社会】 2023330

 軍評議会(SAC)教育省が実施した大学入学資格試験(兼高等学校卒業試験)の受験者数が、大幅に減少したことが明らかになった。

 同省の発表によると、3月8日から18日に行われた試験の受験者数は16万人に留まり、NLD政権時代の2019年(91万人)と比較して80%以上減少した。

 市民の多くがSACによる教育制度を拒否していることや、クーデター後の経済の落ち込みにより子どもを大学に通わせる親の余裕がないことなどが理由としてあげられている。また、経済的余力のある家庭の子女は、国外の教育を受けているという。

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