両替商20社の免許取り消し ミャンマー中銀

【政治】 2023322

 ミャンマー中央銀行(CBM)は3月16日、両替商20社の事業免許を取り消したと発表した。国営メディアが報じたもので、免許を取り消した20社には国営ミャンマーナショナル航空(MNA)も含まれている。

 CBMは2022年8月、公定レートを1米ドル=2,100Ksに切り下げ、銀行や両替所に対して±0.3%以内での取り引きを強制したが、今回の免許取り消しはCBMの指導に従わず法令を順守しなかったことを理由に挙げた。

 市中の実勢レートは1米ドル=2,860Ksと公定レートと大きく乖離しており、CBMによる施策は効果が見られていない。

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