NUG、タイ(PTTEP)に要求書を提出

【国際】【政治】 2023322

 民主派の国民統一政府(NUG)電力エネルギー省と計画・財務投資省は3月20日、ミャンマーの石油と天然ガスについてオンラインで記者会見を行った。

 NUGは、軍評議会(SAC)と提携しているタイ政府系の資源開発大手PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)に対して要求書を提出したことを明らかにした。

 計画・財務投資省のティン・トゥン・ナイン大臣は、「法律に従い要求書を提出したもので、30日以内にPTTEPから回答がなければ起訴する」と発表した。

 SACは2022年4月から7月までの4か月間に石油・天然ガス関連で8億米ドル(およそ1,060億円)の収益を得ており、ティン・トゥン・ナイン大臣はこの利益が国民弾圧の原資になっていると指摘した。

 ミャンマーから輸出された天然ガスは、タイにおける消費量の8%程度を占めるとみられる。

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