ミャンマー映画アカデミー賞開催も多くの俳優は刑務所

【社会】 2023313

 軍評議会(SAC)情報省は、ミャンマー映画アカデミー賞授賞式を3年ぶりに開催すると発表した。

 情報省のマウン・マウン・オウン大臣によると、新型コロナウイルスの感染拡大やクーデターの影響で開催できなかったミャンマー映画アカデミー賞授賞式を、2019年、2020年、2022年の3年分をまとめて開催するとした。具体的な日程は発表されていない。なお、2021年分については、クーデターの混乱により対象映画が無い。

 2021年2月のクーデター以降、軍評議会への抗議の意思を表すためミャンマー国民の大半は映画鑑賞をボイコットし、現在に至るまで映画館にはほとんど客が入っていない。また、映画俳優の多くが市民不服従運動(CDM)に参加し逮捕されたり、国外に逃れるなど異常な状態が続いている。

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