国軍の放火で民家55,000棟以上焼失

【政治】【社会】 2023213

 2021年2月のクーデター以降2年間に、ミャンマー全土で55,000棟以上の民家が国軍により放火され焼失したことが明らかになった。

 調査団体「データ・フォー・ミャンマー」によると、2021年2月1日から2023年1月末までにザガイン管区で43,292棟、マグウェ管区で8,863棟、チン州で1,484棟など、ミャンマー全土で55,484棟の民家が焼き払われたという。データ・フォー・ミャンマーの代表者は「被害に遭った住民からの証言だけを集計しており、実際にはさらに多くの民家が焼失しているとみられる」とコメントした。

 国軍によって創設された軍評議会(SAC)は、関与を全面的に否定している。

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