ミャンマー南東部の避難民およそ37万人増加
【ローカル】【社会】
2023 年 2 月 10 日
国連人道問題調整事務所(OCHA)は2月9日、ミャンマー南東部で避難民が2021年2月のクーデター以降に368,000人以上増加したと発表した。
ミャンマー南東部のカイン州やカヤー州、シャン州、モン州、タニンダーリ管区、バゴー管区で、国軍の空爆や地元市民防衛隊(PDF)との戦闘激化により避難民が増加しているという。
地域別では、カイン州で105,400人、カヤー州で86,600人、南シャン州で54,000人、モン州で26,800人、タニンダーリ管区で38,700人、バゴー管区で56,900人が避難を強いられているとみられ、これら地域では過去1週間に7,400人の避難民が増加している。
OCHAによると、ミャンマー全土の避難民は150万人を超えており、このうち120万人はクーデター以降に増加したという。
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