国軍の放火で民家39,000軒以上焼失

【政治】【社会】 20221213

 昨年2月のクーデター以降1年10か月間に、ミャンマー全土で39,000軒以上の民家が国軍により放火され焼失したことが明らかになった。

 民間調査団体「データ・フォー・ミャンマー」によると、2021年2月1日から2022年11月末までにザガイン管区で3万軒、マグウェ管区で8,000軒、チン州で1,500軒の民家が焼き払われたという。データ・フォー・ミャンマーの代表者は「被害に遭った住民からの証言だけを集計しているので、実際にはもっと多いだろう」とコメントした。

 軍評議会(SAC)報道官のゾー・ミン・トゥン少将は「民家に火をつけているのは市民防衛隊だ」とし、全面的に否定している。

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