武器を奪われた村管理委員会議長、国軍施設で拷問

【ローカル】【政治】【社会】 20221209

 市民防衛隊(PDF)によりライフルなどの武器を奪われた村管理委員会議長が、国軍施設内で拷問を受けていることが明らかになった。

 調べによると、マンダレー管区ミィンジャン郡で11月30日、バロン村の管理委員会議長を務めるチョー・スェー氏の自宅に地元PDF(ナトージー・リージョナル・ディフェンス・フォース=NRDF)の隊員が押し入り、武器を渡すよう脅迫。チョー・スェー氏は怯えながらライフル銃など4丁を差し出したという。

 軍評議会は、同氏がPDFに武器を提供した疑いで厳しく取り調べており、禁固40年~50年の有罪判決を受けるとみられる。チョー・スェー氏は、軍評議会が任命した村管理委員会議長で、国軍系暴力集団「ピューソーティー」に所属している。

© Mizzima-News in Burmese

最新記事一覧