国軍が市民を拉致し重労働を強要 カチン州

【政治】【社会】 20221202

 カチン州で国軍が地元の市民を拉致し、重労働を強要していることが明らかになった。

 地元住民によると、国軍第3歩兵師団第42大隊に所属する国軍兵士約100人が11月30日深夜、カチン州パーカン郡の民家に押し入り、住民60人を拉致・連行した。連行された住民は、行軍の道案内や荷物運びなどを強要させられているという。

 カチン州では、少数民族武装勢力カチン民族独立軍(KIA)と国軍の間で軍事的緊張が高まっている。

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