地方議会が憲法改正に合意 管区・州首相を選出

【政治】 20221031

 憲法改正に関する会議が10月28日に行われ、地方議会が管区・州首相を選出するよう改憲することで合意した。

 会議には、平和実現委員会議長のヤー・ピィ国軍中将や各政党の代表者が出席し、11の憲法改正案について討議が行われた。現状の2008年憲法261条では「首相は大統領によって直接任命される」と定められており、連邦政府を形成する政党が各州の首相を任命することが実体となっている。

 ある政党の代表者は、「憲法261条の改正については全員が賛成したので改正が確実となった。改正されれば、管区・州の首相は大統領ではなく各地方議会が選出することになる」とコメントした。

 なお、その他の議案については保留された。

© Radio Free Asia

最新記事一覧