「原子力発電所の建設に監視が必要」ミャンマー国連大使

【国際】【政治】 20221020

 ミャンマー国連大使のチョー・モー・トゥン氏は、軍評議会(SAC)が原子力発電所を建設する契約をロシア企業と締結したことに関して、「国際社会は監視が必要」と注意喚起した。

 国連総会・第1委員会(軍縮と安全保障会議)で発言したもの。チョー・モー・トゥン氏は、「軍評議会が小型原子力発電所の建設事業をロシア企業と契約した。これは将来の核兵器開発につながる可能性があり、国際社会は監視しなければならない」とコメントした。

 SACトップのミン・アウン・フライン国軍総司令官は9月6日、訪問先のロシアで「東方経済フォーラム」に出席し、その場でロシア企業と小型原子力発電所の建設事業に関する契約書に調印している。

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