ミャンマー避難民140万人近くまで増加 国連発表

【社会】 20221020

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は10月19日、チン州南部とラカイン州で避難民が新たに16,000人以上増加したと発表した。国軍とアラカン軍(AA)の戦闘が激化しているこれらの地域では、これまでに発生した避難民とあわせて9万人以上が避難しているという。

 特に戦闘が激しいラカイン州のブーディーダウン郡、マウンドー郡、ヤテータウン郡、ミャウウー郡、ミンピャー郡、ミェーボン郡の6郡では、軍評議会(SAC)が国連や国際NGOなどの入域を禁止したため、人道支援の活動に遅れが出ている。

 OCHAの最新統計によると、ミャンマー全土の戦争避難民は140万人近くまで増加しているという。

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